あっと衣装コレクション【vol.2 見習いメイド服】

この記事では秋葉原・大阪のメイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」のメイド服について、メイドたちが詳しくご紹介しています♡ 隠れたこだわりや、メイドのイチ押しポイントなどをチェックしてみてくださいね!

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おかえりなさいませ、ご主人様お嬢様!
AKIBAカルチャーズZONE店(以下・ACZ店)所属のぽっけです!

今回はあっとほぉーむカフェのメイド服の特集です🎶
このわくわくしたきもちや知られざるメイド服の魅力をお伝えできるよう、今回もがんばります❤️‍🔥

あっとほぉーむカフェのお屋敷では、メイドたちは実はさまざまなメイド服でご主人様・お嬢様にお仕えしています💗
一見同じように見えるメイド服にも、「新人メイド服」「見習いメイド服」「正メイド服」と大きくわけて3つの種類があるんです!
その中でも「見習いメイド服」の歴史や魅力に迫っていきたいと思います!!

「見習いメイド服」ってどんなメイド服?

まずは見習いメイド服の見た目の特徴や、どんなメイドが着用しているのかについてご紹介します🎶

見習いメイド服の特徴

▲見習いメイド服 (ACZ店 ぽっけ)

少し恥ずかしいのですがぽっけ自身がモデルをつとめさせていただきました😳

▲見習いメイド服
▲見習いメイド服 裾部分

見習いメイド服の1番の特徴はやっぱり!
ワンピースエプロンのたっぷりのフリルかなと思います💗
ワンピースにもエプロンにもフリルがついているのは見習いメイド服だけなんです!

新人メイド服はエプロン、ワンピースともにフリルはなく、正メイド服はエプロンのみにフリルがついています。

▲新人メイド服 裾部分
▲正メイド服 裾部分

フリルの茶色の細いラインも特徴的ですよね!
茶色のラインはカチューシャにも入っているんですよ💗

▲見習いメイド服 正面

あっとほぉーむカフェのメイド服はどの角度から見てもとってもかわいいんです💕
横から見た時のエプロンの丸みのある形もとってもかわいい!!

▲見習いメイド服 横

背中のエプロンのリボンは「メイドの心」🎀
360°!どこからご主人様・お嬢様に見られても完璧な姿でお給仕しないといけないんです!

▲見習いメイド服 後ろ姿

見習いメイドだけの特徴が実はもうひとつあって……

それはこちら!!エプロンの肩のフリルの形!!

▲見習いメイド服 肩フリル

肩のフリルがウエストに向かって小さくなりながら伸びている、この形は見習いメイド服だけなんです💖

▲新人メイド服 肩フリル
▲正メイド服 肩フリル

新人メイド服や正メイド服の肩フリルは脇下あたりに向かって小さくなっていくような形です。
細かいかもしれませんがこんな違いもあるんですよ🎶

どんなメイドが着ているの?

ここまで見た目の特徴をご紹介した見習いメイド服。どんなメイドがこのメイド服を着ているのでしょうか?

見習いメイド服を着る条件は主に……

所属店舗が決まっている
メイド検定3級に合格している
メイド歴が1年未満

です!

メイドの魔法にかかって数ヶ月は新人メイドとしてさまざまなお屋敷でお給仕をして経験を積んでいきます。

その後、妖精さんと相談したりしながら自分に合うお屋敷に仮で所属することになります。(初めてのお給仕から4か月目くらいで仮所属が決まることが多いと思います)

そしてメイド検定という、メイドのお給仕力をはかる試験の3級に合格すると7か月目からは見習いメイド服を着てお給仕することができるようになります!(このタイミングで店舗所属も正式に決定します)

メイド検定は筆記試験も実技試験もあるんですよ〜〜👓
筆記試験は「記念撮影のお絵描きのルール」とか「キーカード(認定証)のランクとご帰宅回数」とか、たくさんの基本的なお給仕のルールなどが出題されます。
実技試験はお給仕中にメイドトレーナーの先輩がみてくれます!

実際にはじめてご帰宅してくださったご主人様・お嬢様のお出迎えをしているところを見てもらい、お給仕の基本がしっかりできるかどうかチェックされます。

誰でも簡単に合格できるというわけでもなくて、再試験になってしまうことも。
メイドにとってメイド服が変わることは、単に見た目が変わるというだけではないんですね〜〜❤️‍🔥

ここから少し自分語りになってしまいますが、わたしぽっけは2022年2月にメイドの魔法にかかり、2022年7月に見習いメイド服に袖を通しました。

すっごく心からうれしかったことを今でも鮮明に覚えています。

今まではシンプルだった自分の眼下の景色がフリルでいっぱいになって……
襟も茶色から白色に変わって、あこがれの正メイドの先輩に近づいて少しおねえさん気分。
(さらに上の正メイド服は丸1年お給仕をしていないと着ることができません)

新人メイドの子は、
「お給仕中何かわからないことがあったら、白い襟のメイド服の先輩に質問してね!」って言われて育つんです。

茶色い色の襟の新人メイド同士だと解決できないこともあるかもしれないから、白い襟の見習いメイド以上の先輩に教えてもらおうね、ってことで。

なので自分が見習いメイドになった時は、これからは後輩から質問されて教えたりもしないといけない側になったんだな、もっとがんばらなきゃな!ってやっぱり気持ちも引き締まった思い出です。

メイドの魔法にかかって丸1年が経つと正メイド服を着るようになるため、見習いメイドという存在は正メイドより有限といいますか、少し儚さも感じます。

新人メイドと正メイドとの狭間、どんどんすごい後輩新人メイドが入ってきて、少し先輩になって、でも上にはもっともっとすごい先輩たちがたくさんいて、少し複雑というか、1番大変な時期でもあるかもしれません。
メイドそれぞれ感じることや経験するとこはもちろん違うと思いますが、わたしは少しそういう感情もありましたね。

あっとほぉーむカフェはメイド服でそのメイドの成長度合いまで分かってしまうこと、メイド服から語りかけてくるストーリーがあるところもとってもすてきだなって思います。

初めて見習いメイド服を着た時、初めて正メイド服を着た時、ご主人様・お嬢様がお屋敷に駆けつけてくれて成長をお祝いしてくれたことはずっとあたたかい思い出として心に残っています💗

衣装担当妖精さんへのインタビュー

ここからは衣装担当の妖精さんに伺った見習いメイド服にまつわるお話をお伝えしていきたいと思います🎤!

あっとほぉーむカフェのあらゆる衣装を管理している妖精・ことみさん。
妖精歴は約6年ほどということです。

元メイドの妖精Hさんのお友達だそうで、妖精Hさんからの「メイド服をお洗濯する人が足りないよー!助けて!」という声掛けから衣装妖精人生が始まったのだそうです。

元々メイド服が大好きだったそうで、細かいところまで丁寧に扱ってくださっていたり、愛情を持ってメイドたちの衣装を管理してくださっているんだなぁと今回の取材でとても実感しました。

メイド服のオタク同士の楽しい(?)会話も載せますが、まずは見習いメイド服の歴史から!

ぽっけ
「見習いメイド服はいつ頃から使用されていますか?」

ことみさん🧚‍♀️
「2010年6月から使用されているそうです」

ぽっけ
「そうなんですね!!お屋敷ができたのが2004年なのを考えると……6年も見習いメイド服がない期間があったんですね!見習いメイド服ができたタイミングで、新人メイド服のタイも形が変わりましたよね?そして見習いメイド服にクレープタイが着きましたよね(オタク早口になってしまいました)」

▲現見習いメイド服 クレープタイ
▲現新人メイド服 ギザギザのクレープタイ
▲旧メイド服 クレープタイ
画像が小さくて申し訳ございません!

ことみさん🧚‍♀️
「そうなんですよ〜〜!!見習いメイド服ができたタイミングでギザギザのタイができたみたいで。
巻貝って呼ばれたりもしていたみたいです。ただ、今の見習い服のクレープタイとあの頃の新人服につけていたクレープタイでは実は長さが違うんですよ〜!」

ぽっけ
「えっ!!!!全く同じものではないんですね!」

ことみさん🧚‍♀️
「新人メイド服の方がエプロンの胸元の開きがあるからか、クレープタイも長めに作られていたんですよ。今の見習いメイド服のクレープタイはそれに比べて2cmくらい短いんですよ〜!」

ぽっけ
「そっか……見習いメイド服の方がエプロンの胸元が詰まっているから……」

ことみさん🧚‍♀️
「そういうことです!バランスよく見えるようにタイの長さも調整されているんですね〜!」

ぽっけ

「すごい……萌えのこだわりですね……!
そうだ、タイ関連でもうひとつお伺いしたいことがありまして。見習いメイド服、作られた時期によってタイの形、あとエプロンやワンピースのフリルの形も全く違う個体が有りませんか……?」

ことみさん🧚‍♀️

「そうなんです!ちょうどぽっけさんたちACZ店のオープニングメイドが見習いメイドになるかならないか、そのタイミングでメイド服を作ってくれる妖精さんが変わって……。タイとフリルの形が全然違うんですよね!」

▲見習いメイド服 新しいタイプのクレープタイ
▲見習いメイド服 古いタイプのクレープタイ

ぽっけ
「前に作られたクレープタイの方が結び目がキュッとしてて、見習いメイド服ができる以前にメイドの大先輩たちが今の新人メイド服に合わせてつけていたものに近いですよね!
実はわたしはこっちの方があの頃の萌えを感じられて好きなんです!」

ことみさん🧚‍♀️
「そうそう!そうなんです!今のクレープタイもこれはこれでまたかわいいんですけど……実はわたしも古いタイプの方が好みだったりします(笑)」

ぽっけ
「わたしがずっと憧れて見ていた見習いメイドの先輩たちはこの古いタイプのキュッとしたタイだったんですけど、自分の見習いメイド服は新しい方のクレープタイだったんですよね……未だにちょっと憧れがあります」

ことみさん🧚‍♀️
「そうだったんですね……ちょうどぽっけさんたちの代が見習いメイド服になる頃に変わったんですよね〜!今は逆に新しいクレープタイの方が個数が増えて浸透しているので、古いタイに当たった子から『形がちょっと変なので交換してほしいです』と言われることもあるんですよ」

ぽっけ
「そうなんですねー!!!!時の流れを感じます……」

ことみさん🧚‍♀️
「フリルが変わったのもその通りで。以前は立体感は少なめだけど細めのフリルだったのが、今は立体感がある大きい動きのフリルになりました」

▲見習いメイド服 新しいタイプのフリル
▲見習いメイド服 古いタイプのフリル

ぽっけ
「やっぱり………!!!!長年の謎が解決して良かったです!実はずーーーっとすっごく気になっていたんです(笑)ありがとうございます!」

画像だと伝わりにくいかもしれませんが、実際に見ると結構違うんですよ……!
タイやフリルの違いもぜひご帰宅の際は観察してみてくださいね💕︎

ぽっけ
「見習いメイド服が作られた時の経緯や作られた理由などご存知でしたら教えていただきたいです!」

ことみさん🧚‍♀️
「実はわたしも衣装妖精になって6年なので、経緯や理由についてはお答えできず申し訳ないのですが……できた時に働いていた妖精さんから『必死にボタンを縫いつけた』という話は聞いたことがあります(笑)
新人メイド服とはエプロンの形が全然違うから、変な場所にボタンがついてしまっていたみたいで」

ぽっけ
「えっ!!そうなんですね……それは大変ですね!!確かにエプロンの形が違うと最萌えなボタンの位置も変わってきちゃいそうですもんね……」

ことみさん、かなりメイド服に強い愛を持ってお仕事をされていることが伝わってきます。
普段メイドとことみさんは直接対面で関わることはほとんどなく、実はわたしもこれが初対面だったのですが、とんでもなくメイド服のオタクの方であるとわかり取材も盛り上がってしまいました。

さまざまなメイド服談義も交わしたのですが、特に見習いメイド服に関わる話でぽっけ的におもしろいと思った話も……。

ぽっけ
「見習いメイド服、平面的な作りをしているからか実は1番締め付け感が強くて着ていて少し苦しいんですよね……」

ことみさん🧚‍♀️
「えっ、そうなんですね!!普段ずっと平面のメイド服しか触っていないので、実際に着た人の感想が聞けるのは新鮮です……確かに正メイド服は布が多いので、たたむ時もたわみがあったり……」

ぽっけ
「そうなんですね、やっぱり!!新人メイド服は胸もとが大きめに開いていたり、正メイド服は完璧に人の体に合った立体的な作りになったりしているので変な締め付け感はないんですけど。
見習いメイド服はエプロンの胸もとも詰まっていてぺたっと平面的なので少し苦しかったです。
わたしが無理してSSサイズを選んでいたこともあるかもしれませんが……(笑)」

平面のメイド服をとにかくたくさん管理してくれている妖精さんと、メイド服を着まくるメイド、持っている情報は違うものの感じることは同じなのが面白いと感じました。

ぽっけ
「衣装担当の妖精さんとして、見習いメイド服の特に魅力的だと思うところはどんなところですか?」

ことみさん🧚‍♀️
「新人メイド服に比べると、見習いメイド服はワンピースにもエプロンにもフリルが足されてるにもかかわらず、その丈感のバランスは変わらず維持されているところです!」

ぽっけ
「たしかに……ワンピースの茶色の見え具合のバランスが変わらない……!!」

さすが衣装の妖精さん、そのバランス感にまではわたしも注目できていませんでした…。

しかしながらバランス感は同じでも、何故か見習いメイド服の方が丈が長く感じられるので、新人メイド服はSサイズだったけど見習いメイド服からはSSサイズ!のようにサイズを変更するメイドも多い気がします。

ことみさん🧚‍♀️
「見習いメイド服に変わるタイミングでサイズを小さく変える子は多いですね。フリルがある分丈が長くなるのかな…?」

わたし自身先輩から「見習いメイド服は新人メイド服よりちょっと丈が長くなるよ!」と教えてもらいサイズを小さく変更しました。
これから見習いメイドになる後輩ちゃんでこの記事を読んでくれている方がいたらぜひ参考にしてくださいね!

編集後記

この記事を書いたのは…

AKIBAカルチャーズZONE店【ぽっけ

今回は「見習いメイド服」について、その特徴から着るための条件、自分自身のエピソード、そして衣装妖精さんへのインタビューをまとめてみました🎀

ことみさんは「メイド服をたたんでいる時に1番しあわせを感じる」と語ってくれました。
わたしはメイド服を着てメイドとしてお給仕出来ることに1番しあわせを感じます。

今回この取材を通して大好きなあっとほぉーむカフェのメイド服について、今まで気になっていたことを知ることができたり、新しい魅力に気づけたり、本当に楽しかったです💖

わたしが5年以上前に初めてあっとほぉーむカフェにご帰宅した時、新人メイド服については「研修中」バッジをつけている新人メイドがいたので、すぐに「このメイド服は新人メイドが着ているんだな」と理解できた記憶があります。

しかし見習いメイド服に関しては何も分からず、初ご帰宅~数ヶ月くらいは「気分でリボンのメイド服かタイのメイド服か選べるのかな?」なんて思っていました。

何となく気になって「あっとほぉーむカフェ メイド服」で検索してみたり、メイドのSNSを見たりする中で見習いメイド服がどういうものなのかわかってきたという感じでした。

キラキラしているメイドの先輩たちをたくさん見て、これらのメイド服を着るまでは死ねないぜ!と思い、辛いことも乗り越えられてきたし、メイドにならないと絶対におばあちゃんぽっけになったとき後悔する!と思い決心して秋葉原にやって来ましたが、メイドになって本当に良かったなと思う日々です。

メイド服を着ている自分に、どんなおしゃれをしている時よりも1番自信を持つことができます。
メイド服って本当に魔法みたいです!

見た目が変わるだけじゃなくて、心まで強くかわいくなれる。
心にもメイド服を着せて、これからもお給仕がんばります❤️‍🔥

本日は記事を読んでくださりありがとうございました。
それではいってらっしゃいませ、ご主人様・お嬢様❤️💙


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